初日を終えて
10月5日から窯元が変わり新たにスタートしたマリノアシティの陶器市。「江口製陶所」も昨日から出店させて頂いており、一昨日は終日売り場作りに追われる1日だった。ディスプレイの際、毎回思うのがアパレルの販売を経験して本当に良かったと思うこと、そして前職で指導して頂いた先輩方への感謝である。店舗ではメンズエリア半分程のレイアウトを担当していたため、現在もゾーニングや商品陳列は戸惑う事なく、それなりのものに仕上げることができている。基礎から応用までみっちりとご教授頂き素晴らしい上司に恵まれて良かったとつくづく思うのであった。
準備中に開始日のお尋ねをされるお客様が多く見受けられ、催事への関心は比較的高い印象。私も1日店頭で様子を伺ったことで色々な気付きがありとても収穫のある催事初日となった。そこで今回出品している商品のラインナップを少し紹介しようと思う。
「Classical color」
「クラシカルカラー」と名付けた秋色全開シリーズ。透き通るような光沢感が特徴の「飴釉」と言う釉薬によりディープトーンの4色がシックで良い塩梅に。ここ最近の弊社ギャラリーでも1番人気があり、展開面積や商品数を大幅に強化。落ち着きのある色味で食卓を一気に秋冬仕様に出来るため今の時期にお勧め。
Fuchisabi
弊社の看板商品である「縁サビシリーズ」
油分のある絵の具で「錆」のような質感を持たせた茶色の縁と、光沢の無いマットな釉薬との相性は抜群。写真右下の「八角皿」は特に人気で使い勝手と品の良さに定評がある。他にも茶碗や丼ぶり、小鉢など日常使いしやすい器を多数展開中。
Ripple plate
Ripple(リップル)=波紋。
水面に広がる輪の波をイメージして作られた、オシャレで清涼感のあるデザイン。なんと1つ1つの線は職人の手描きによるもので、全て均等の幅に仕上げられている。機械と身紛う程の出来栄えに驚いたが、どこか温もりを感じるのは手作業ならではだと感じさせてくれるシリーズ。1アイテム持つと思わず全て揃えたくなる。
後書き
催事には4つの窯元が同時に出店しており準備や営業中のレジなどは皆で協力して行うため、自ずと顔見知り以上の関係になる。中でも当番日が同じだった「永泉」窯のTさんは気さくに話しかけて下さり、色んな情報やアドバイスを惜しみなく共有してくれた。
アクセサリーの企画もされていて私がヘアゴムに興味を示していたところ、なんとなんとこんなに素敵な物をプレゼントして頂いたのだ。
男のお前に必要ないだろうとお思いの方
安心して下さい、生えてますよ。
絶賛伸ばし中のため普段髪を結んでいる私にとっては実に嬉しいアイテムである。
いずれアクセや小物類の製造も視野に入れていたため今後も色々と教えを乞いたい。
Tさんありがとうございました。