10月を終えて
お久し振りでございます、大坪です。最近ブログの方がご無沙汰になってしまい申し訳ございませんでした。
この記事の閲覧数など謝罪の必要など無い程度だと思っていたが、意外にも「マスオさんのブログ見ました!」というお声を頂く事が多く一丁前に自責の念に駆られたと言うわけだ。更新が滞っていた理由として、ここ1ヶ月で立て続けにイベント事があり、疲労によりブログの優先順位がワースト3位にランクイン。結果として後手後手に回り現在に至る。「10月の活動実績報告」と題して思う存分言い訳していきたいと思う。
佐賀県窯業技術センター
10月8日より有田にある窯業人材育成施設の一般研修に参加。こちらでは家業の後継者や陶磁器業界での就業を目指す未経験者のためのカリキュラムが存在し、私が所属している「基礎コース」を修了後、専門分野に分かれた3つのコースが受講可能である。実際に絵付けやろくろ等を体験すると手仕事の難しさが身に染みて理解でき、染付の器がより魅力的に感じるようになった。同期のメンバーは偶然にも同じ吉田地区の窯元の後継者や一回り歳の離れたグラフィックデザイナー、作家志望の女の子など、異業種から転身した志の高い仲間に恵まれ楽しい毎日を過ごしている。今後はアウトプットを兼ねて研修で学んだ内容も投稿していけれたらと思う。
初めてのPOP UP
10月23,24日にlyf天神福岡にて江口製陶所のコラボイベントが開催された。コラボ相手として場所を提供して頂いたのは「lyf天神福岡」様。こちらは今年6月にオープンしたばかりで日本では福岡が初めてとなるシンガポール発外資系ホテル。外資系ホテルと聞くと少し身構えてしまいそうになるが、こちらのホテルはオシャレな若者のライフスタイルに寄り添った親しみやすい空間となっており、エスニックで遊び心のある内装デザインが日本にいながら海外の雰囲気を連想させる。宿泊以外にもカフェスペースの利用が多く、リモートワークや対面でのミーティングの場として活用するお客様が多く見受けられた。何よりスタッフの皆様の生き生きと働く姿勢が素晴らしい。企画の立案やフライヤーの作成、プロモーションのための動画撮影など何から何まで尽力して頂いたことへの謝意を感じると共に、個々の主体性を尊重する井上支配人の人柄によって成されたであろう職場環境の良さに感銘を受けた。今回のイベントは私共夫婦単独での初仕事とあって非常に思い入れが強く、まだまだ未熟な私たちにとってはかけがえのない経験となった。
陶器マルシェ in キャナルシティ博多
ラストは10月27日〜31日に行われたキャナルシティの陶器市出店。弊社と波佐見の菊祥さんが陶磁器を、漆器と箸を商社の勇和さんが展開する形で開催。最終日の土日に現場へ赴いたのだが、定期的に陶器市があるマリノアシティに引けを取らない賑わいを見せ、多くのお客様に利用して頂いた。店頭に立つことで顧客のリアルな反応や商品の使使い道など、売り上げの数字だけでは見えない情報がわんさか転がっている。近い将来ものづくりをする上でこれらは貴重な財産になるであろう。まだ製造技術の無い私が今出来ることはこのような催事での販促やオンラインストアの整備だ。イベントが一段落したため、11月の目標はYahoo!ショッピングへの出店、BASEの商品追加でネット販売の強化を図る。